自然が教えてくれる命の素晴らしさと儚さ
仏教の世界で馴染みの深い、蓮の花のつぼみをモチーフにデザインした参拝室が「つぼみ」です。
白蓮院でおあずかりするすべての仏さまが、無事にお浄土へと導かれますように、との願いを込めています。
樹齢300年を超える樟(くすのき)で制作したオブジェの後方からさす光に包まれると、納骨された方の魂や、仏さまとなったご家族に天から見守っていただいているような気持ちになります。
このお部屋では、土、樹木、光という恒久的に私たちを見守ってくれる自然の偉大さと、それとは対照的な人の命の短さ、儚さも感じていただけることと思います。
納骨堂の中央、白の空間で心静かに参拝
「さんげ」という言葉には、お寺で法要などを行うときにお花をまくことでその場をきれいにし、花の香りで場を清め、仏さまをお迎えするという意味があります。
そんな「さんげ」を象徴するこの部屋のモニュメントは、白漆で丁寧に仕上げられています。漆は、技法的に塗り重ねるものであることから、人生を意味する比喩表現によく使われ、位牌に漆塗りが用いられているのはそういった意味もあります。
また、重なり合うさんげは、続く命、先祖から受け継ぐ魂を象徴しており、地には陰陽を表す影の形を表現しております。
光が届けてくれるたくさんの思いと記憶
「しずく」に入るとまず目に入るガラスのオブジェ。これは、幾重にも重ねたガラス板と、中に埋め込まれた照明で表現する、亡くなった方の魂と亡くされた遺族の涙を表すモニュメントです。
重なるガラスからは、繊細な命が連なることで生み出されるエネルギーや、その偉大さを。中から溢れ出す光からは、湧き出る感情や心の温もりを感じていただけると思います。
モニュメント横のモニターだけでなく、壁面にはプロジェクターで写真や動画を投影させることができ、亡くなった故人様を五感で感じながら心で会える場所です。
参拝の順路
1
気軽にお参り
しましょう!
お参り時の服装は自由です。
普段着で気兼ねなくお越しください。
お花などもご用意しておりますので
「手ぶら」でお参りすることができます。
2
まずは、手水で
お清めを。
回廊前に設置しました「連水(れんすい)」で
手をお清めになってからお参りしましょう。
3
納骨堂入口で
参拝状況をチェック。
「つぼみ」「さんげ」「しずく」の中から、
お好きな参拝室をお選びください。
※ご契約の種類により、参拝いただけるお部屋が異なります。
詳しくはご契約の案内をご確認ください。
4
参拝室を選択。
納骨堂入口には入室用のタッチパネルがあります。
参拝中のお部屋はランプがつくようになっています。
会員カードをパネルにタッチすると、
自動扉が開き、入室が可能になります。
5
厨子が運ばれてきたら
静かにお参り。
各参拝室のタッチパネルにカードをかざすと、
ご契約いただいています厨子が機械によって運ばれてきます。
焼香台と花台も備え付けておりますので、
ご焼香、供花も行ってください。
あとは、ゆっくりとご参拝ください。
後片付けも当院スタッフが行います。
6
お参りが終わりましたら、
お気をつけてお帰りください。
こんな風に、気軽にいつでも
お参りできるのが白蓮院の最大の特徴です。
「お墓参り」をもっと日常に取り入れることで、
より絆の強いご家族となりますように。
さらにお参りしやすく
車椅子でお越しの方は、
介護タクシーでのお迎えが可能です。
(有料サービスとなります。)
また、ご自宅までのお車の手配も
可能ですので、お気軽に
ご相談ください。
copyright© 白蓮院 All Rights Reserved.